とにかく自由になりたいと思うようになりました。深呼吸して胸いっぱいに空気を吸える、そんな環境で仕事がしたいと思いました。古い体質の会社でしたから、髪色・ネイル・服装においてまでも決まりがあって全部厳しいのです。眼鏡のふちの色まで!全て圧で押さえつけられてる、窮屈さがありました。令和の今は、社会の潮流が変わって多様化していますから改善されているかもしれませんが、革命のように全てが180°変わったわけではないと思います。組織って、身分って超窮屈。冷静になれば給料だってそんなに高くない。安定のために、自分を押して無くして我慢して、定年までとか、このまま年を取るのは嫌だなと思いました。どうしたら履歴書を汚さずに転職できる?とぐるぐる考えました。でも結局、今がベストなのでは?と、元のさやに戻っていくのです。『起業』なんて自分が『社長』なんて、その時は怖くてできるはずがないと思っていました。それでも、自分の中に、こうだったらいいな!って理想をたくさん点のように心に散りばめていきました。今思えば、この時の思いが後に起業のきっかけとなっていきました。絶対に有り得ないようなことでも、自分はこうありたいとか、こう働きたいとか、どんなにばかげていることでも、心にちりばめていくのが大事だと思います。続…④